2020年度の活動

 2020年度の災害文化研究会の活動の記録です。


【第一回Zoom Study Tour】
テーマ「花と緑の力による復興」という挑戦~雄勝ローズファクトリーガーデン訪問
期日:2020年6月6日(土)10:00~10:40
内容:Zoom によるガーデンの案内と質疑応答
案内・解説:徳水博志氏 (一般社団法人)雄勝花物語共同代表・災害文化研究会会員


【第二回Zoom Study Tour】
テーマ大川小学校事故の分析から「命を守る」ことに向けて考える~二つの疑問と地域性をキーワードに~

●Part 1 現地からの発信
日時:2020年8月1日(土)10:00-11:00
1)徳水博志氏(「雄勝花物語」共同代表、元雄勝小学校教諭)からの報告
~二つの疑問(なぜ避難が遅れたのか?なぜ三角地帯を目指したのか?)をめぐって~
2)大川小学校案内(事前撮影ビデオによる)
3)徳水氏の防災教育提言

●Part 2 ディスカッション
日時:2020年8月7日(金)19:00-20:00
1)ディスカッサントから問題提起
〇山崎憲治氏(災害文化研究会世話人):明治・大正期の地形図を基に北上川と大川小学校のある地域の特徴について考える
〇駒井隆治氏(渋谷区教育委員会教育指導教授):被災地に学ぶ「学校と地域」
2)意見交換
3)まとめ/今後の課題


【第一回Zoomディスカッション】
テーマ:「Zoom Study Tour to 大川小学校」から考えたこと

日時:2020年9月12日(土)17:00~19:00
1)参加者の自己紹介を含むコメント。一人3分以内で全員。現地訪問をしたことがある人は、その時の印象にもふれて、今回のZoom Study Tourで新たに知ったこと、感じたこと、本日話題にしたいことを述べる。
2)話題ごとにディスカッション

*参加者の「コメント集」から話題(候補)を決定。
話題①津波の実相(人工物の影響を含む)
話題②-1震災の教訓の継承1~津波防災と地域自治
話題②-2震災の教訓の継承~津波防災と学校…学校の現実と教師の特性をふまえて
話題③その他


【Fw:東北 Fan Meeting特別編】
タイトル:歴史と文化からデザインする防災のまちづくり~災害文化と呼び水プロジェクト

主催:復興庁
日時:12月9日(木) 19:00-21:00
登壇者:有坂民夫氏(HIGASHI DE AERU)・山崎友子氏(災害文化研究会)・山崎憲治氏(災害文化研究会)


【オンライン特別講演会】
主催:災害文化研究会・岩手大学地域防災研究センター
共催:福島大学うつくしまふくしま未来支援センター

●9日の部
講師:大野眞男氏(岩手大学名誉教授・災害文化研究会)
演題:「災害と人文学―ことばの研究者の立場から―」
日時:2021年1月9日(土)10:00~12:00

●23日の部
講師:廣田純一氏(岩手大学名誉教授・(特非)いわて地域づくり支援センター代表理事・災害文化研究会)
演題:「東日本大震災の10年を振り返って ~その反省と教訓~」
日時:2021年1月23日(土)10:00~12:00



【第二回オンラインデイスカッション】
テーマ:東日本大震災から10年、そして、これからの10年~真の復興を問う
期日:2021年3月3日(水)
発言者:オンライン特別講演会参加者を中心に


*2020年4月には新型コロナ感染防止のため全国に緊急事態宣言が発出され、2020年度研究会活動は、対面による活動に代わりオンラインによるものとした。参加者を募ってのスタディツア―・ディスカッション・講演会を実施する他、MLで災害関連情報の提供を行った。諸イベントのスタッフ、情報を提供して下さった会員の皆様に感謝申し上げます。

上部へスクロール