【報告書あり】オンライン研究会を実施しました

NPO田老の大棒様をお招きしたオンライン研究会を実施しました。
内容や当日使用した資料はこちらにございます。

【オンライン研究会:東日本大震災から10年、被災地の今 ~岩手県沿岸の学校アンケートをもとに~】

・話題提供者:大棒秀一 氏 (特定非営利活動法人津波太郎(NPO田老)理事長)

・日時:12月17日(金曜)19:00~20:30

・会場:Zoom会場

・趣旨:NPO田老では、宮古市教育委員会の協力を得て、小中学校を対象として津波災害についてのアンケートを実施し、その結果を「ぼうさいこくたい2021」で発表されました。子ども達の中で震災の記憶が薄らいでいることに驚かれたとのことです。
学校教育に高い関心をもたれた地域住民と地域に開かれた教育行政の連携により得られたものは、実態の把握に留まらず、風化を防止する工夫・知恵を見出していく地域創りに繋がるものと思います。この研究会では、これからの10年、さらに未来を創る一つのモデルとして学び、意見交換を行う機会にしたいと思います。

・内容
 ○第1部 ~情報共有~
  「東日本大震災から10年、被災地の今ー岩手県宮古市の学校アンケートを基にー」 大棒秀一 氏
 ○第2部 ~意見交換~
  ブレイクアウトルームを使用した参加者同士の意見交換会


【発表資料】

当日の発表資料をご覧いただけます。
・無断転載・複製禁止です。ご協力をお願いします。
・転載・複製を希望される際は災害文化研究会事務局までご連絡ください。


 本研究会では、東日本大震災から10年を経た現在の災害意識の一端について共有でき、また、災害文化をより広い視野で、深く考えることができました。12月19日には、中央防災会議が日本海溝・千島海溝沿いでM9級の巨大地震が発生した際の被害想定見直し結果を発表しました。最新の大きな被害想定を受けて、今後一層備えが求められます。そのための情報として重要になると思われます。

 今後も当研究会では様々な場面で勉強会や発信の機会を設けていきます。興味のある方は気楽な入会をお待ちしています。また、当研究会に対するご意見・ご相談がありましたら遠慮なくご連絡ください。
 ・災害文化研究会 事務局 : saigaibunkaiwate (a) gmail.com  ((a)を@に変更してお送り下さい。)

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