〇 「特定非営利活動法人津波太郎(NPO田老)の「巨大防浪堤を未来へ~岩手県宮古市田老の津波防災伝承活動」を応援しています。
この活動は、地域の文化・自然遺産の継承に取り組む市民の活動として、日本ユネスコ協議連盟の「プロジェクト未来遺産2023」に登録されました。「プロジェクト未来遺産」事業は、日本の豊かな文化や自然を100年後の子どもたちに伝えていくことを目指し実施されている運動です。
登録証伝達式では、「巨大防浪堤を未来へ」の活動の意義について本研究会代表が講演を行いました。
〇高橋経済産業研究財団プロジェクト「災害文化の実態把握とその継承に関する実証的研究」(研究代表:初澤敏生)に協力しています。
・2023年12月10日開催の研究大会において、東日本大震災発生から12年を経て被災地に広がる「分断」という局面を乗り超える可能性を災害文化の側面から検討する機会として、講演・現場からの声・トークセッション・ポスターセッションを実施しました。 同財団の助成により報告集が完成しました。[ 『研究大会報告集』はこちらから ]
・2023年12月、プロジェクトにより被災地の中学校における大学との合同授業が実施され、これに参加した岩手の大学生が、「教案:一人ひとりが描く復興とは」を作成しました。[ 「教案:一人ひとりが描く復興とは」詳しくはこちら ]