『災害文化研究』第6号の執筆者と語る会を7月31日にオンラインで開催します。
短い梅雨・台風・猛暑という気候変動の中で人の社会も大きく揺れ動いています。情報の正しさ、その確認の仕方の危うさを思うと、時間をかけた資料の収集に基づいた緻密な考察、そしてその公表により過去に学び・現状を分析する「論文」という手法の大切さを改めて感じます。
第6号の論考は、災害と教育の力を考えるものとなりました。1933年に発生した昭和三陸大津波の時代から東日本大震災、そして現在を思考するものとなり、執筆者の皆様には「語る会」へのご出席もご快諾いただきましたこと、感謝申し上げます。
さらに理解を深め共有し未来を考える機会として「執筆者との語る会」を設定しました。お誘いあわせのうえ、奮ってご参加ください。
コロナ感染が拡大しております。どうぞお体ご自愛ください。
災害文化研究会世話人代表 山崎友子 ・ 『災害文化研究』編集長 熊本早苗
【開催要領】
名称:『災害文化研究』第6号の執筆者と語る会
会場:Zoom *7月28日(木曜)に会場URLをお送りします
日時:2022年7月31日(日曜)10:00-12:00
参加費:無料
プログラム:
司会 佐々木力也
1. 開会の挨拶 熊本早苗
2. 特別寄稿「東日本大震災における宮古市の子どもの生活・学習環境意識の変化とレジリエンスー縦断調査を通してー」
1) 執筆者紹介 山崎友子
2) 執筆者 葉養正明先生 から
3) 質疑応答
3. 研究ノート
1)「学生ボランティア活動における学生と大学との関係性の一考察―『岩手大学三陸委員会ここより』を事例にー」
執筆者 小室祐人さん から
2)質疑応答
3)「戦時体制確立期に尋常小学校で編纂された教育資料にみる防災と人権―田老村津浪誌と田老村郷土教育資料が語るもの—」
執筆者 山崎憲治さん から
4)質疑応答
4. 論文執筆を通して感じた災害文化:各執筆者から
5. 参加者からの意見・要望
6. 閉会
申込方法:
事務局へEmailでお申込みください。( 事務局:saigaibunkaiwate(a)gmail.com )
会員以外の方も歓迎いたします。
★申込みメールでの記載事項
1)お名前:
2)オンライン研究会で使用するメールアドレス:
3)非会員の方の場合 ご所属・ご連絡先:
締切:
前日(7月30日)午後5時まで受け付けますが、できるだけ7月24日(日曜)までにお申込みください。
*執筆者からは、論文の中で、執筆にあたり特に重要と考えられた点・重要な発見・今後に向けて特に留意してほしい点を中心にお話しいただきます。
*『災害文化研究』第6号がお手元にない場合は、下記からご覧下さい。